水温センサーのトラブル

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  このトラブルは発生してしまうと
エンジンがかからなくなります
  走行中に突然エンジンが止まる事はないですが回転数が下がると
  プラグがかぶったような感じになりエンストしてしまいます。
  最初は『エンジンがかかりにくい』な程度ですが段々症状がひどくなり
  最終的にはエンジンがかからなくなります。
応急処置等もできないので
  水温センサーを交換しなければどうする事もできません。
  故障するとセンサーが水温を−30℃と判断してしまう為、常に暖気運転状態
  になります。単純に『センサーをはずせば』なんて事を考えますが
  センサーを外すと−80℃とコンピューターが判断するんで更に最悪です・・・。
  
  センサーはデストリビューターの真下にあり少々手が入りにくいですが
  作業的には個人でできる範囲です。しかしちょいと変わった?工具が必要で
  それが問題かも・・・・。
  部品代としては¥5、000位で工賃いれても1万円するかしないか程度です。
  
  走行距離が8万kmまたは経過年数を7年目を越えてるなら症状が出てなくても
  交換をしておいた方が良いと思います。ついでに問題なくともサーモスタットも
  同時交換しておいた方が良いと思います。だいたいほぼ同時期にトラブります。  


水温センサーの図
 水温センサーの図です。
 青い部分のカプラー部が
 邪魔で、普通の工具では
 はずせません。かなり
 深めのディープソケットが
 必要です。
 僕はホイールナットを外す
 17mmのロングソケットを
 使いました。
 しかし、そのソケットにより
 中の空洞の長さが違うの
 で一概にはお薦めできま
 せん。

必要な工具の図
 必要な工具の図です。
 図のように中が細長く
 空洞でないとカプラーが
 引っかかり17mmの
 六角ボルトまで届きま
 せん。空洞部の長さが
 40〜50mm位必要
 だったと思います。
 この辺は実際にセンサー
 を買ってカプラー部の長さ
 を計った方が良いと思い
 ます。